暗くたって1人前。

現代人のノリについていけない一昔前の世界に生きる人間の日々。辛く楽しく、それでも生き抜けたもん勝ち!!

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似非昼ドラ:ann家の人々③

「似非昼ドラ:ann家の人々①」を見る

「似非昼ドラ:ann家の人々②」を見る



「あれは文化大革命のせいだったゎ・・」

というセリフには聞き飽きていました。
文革はおかしな時代だったと思います。
経験したこともない私が言うのもなんなんですが、
いわば強盗が正当化された時代です。
中国は多くの貴重な人材を次々と死に追いやり、
それでいて国民の多くは狂ったように毛沢東万歳を叫んでいた時代でした。

・・文革で熱が入ってしまった・・


とにかく祖父母の家は文革の時に多くの金銀財宝を奪われていきました。
いわゆる、資産家の家だったからです。
幸運なことに家自体は祖父が祖母に贈ったものなので、
名義が主婦の祖母だったお陰で、紅衛兵どもに奪われることはなかったのですが、
隣接するほかの家はことごとく貧民に住み込まれ、
家を強奪されてしまったそうです。

さて、文革中だったとは言え、恋愛は出来るようで、
長女(大姐のこと:以下日本語で自然になるようにこの呼び方で行きます)が
嫁ぎ、次女が嫁ぎ、三女が四女が嫁いで行きました。
どの娘が嫁ぐ時も祖母はそれぞれに嫁入り道具を用意してやりましたが、
何しろ娘達に用意してあった嫁入り道具もすべて奪われてしまっているので、
間に合わせのものしか送ってやれませんでした。

具体的に何を用意してやったかは、残念ながら母から聞き出しておりません。
しかしここはこれから起きる事件を客観視するのに重要な材料なので、
いずれ聞き出そうと思います。


ある日、五女の結婚も決まりました。
祖母は何を用意してあげようか、悩みましたが、結局
家にあった四つの紅木(マホガニー?)で出来た椅子をもたせてやることにしました。

いよいよ、嫁入り道具を嫁ぎ先に運ぶ日。
花婿の親族が皆、祖父母の家にやってきます。
五女の嫁ぎ先は豪華客船の船長を務めるお義父さんがいる家庭です。
花婿の兄弟姉妹は非常に多く、しかも彼は末息子。
大変多くの親戚が集まりました。


そして、事件が起きたのです。


皆が和気藹々とコトを進めていると
そこにやってきたのは嫁いで行った長女と三女と四女。

妹の結婚のお祝いにやってきたのでしょうか?

いいえ。
全然違いました。

嫁入り道具に文句をつけにきたのです。
彼女たちは祖母がマホガニーの椅子を五女の嫁入り道具にすることを
知っていました。
この日がそれを取りに花婿の親戚が来る日だとも知っていました。
彼女たちはそれをすべて知った上で、騒ぎに来たのです。
目的は、妹の顔に、母の顔に泥を塗るためです。
彼女たちは嫉妬心に狂わされていました。

三角関係とかが絡み合っているわけではありませんが、
十二分に昼ドラです(笑)
他人事だと思っていたことが、
自分の母の家で起きていたなんって、現実味がないにも程があります。


大声で騒ぎ立てる娘たちを前に
祖母はただ、あまりのことに唖然としていました。
どの子供にも同じように愛情を注いだつもりです。
名声を何より重んじる祖母の受けたショックは、計り知れません。
娘達を勘当にする他ありませんでした。。


こういう訳で、騒ぎを起こした長女、三女、四女の存在は消されたのです。

しかし、騒がれる側の五女、心の優しい餡母(言っててハズイゎ)を除く、
すべての兄弟が彼女たちの計画を事前に知っていたらしいのです。
次女は当日になって怖くなって騒ぎには行きませんでした。
息子は彼女たちを止めようと何度も説得したそうです。
(最も彼の場合は祖母が男尊女卑な考えを持っているので、
 どうあがこうと独り息子の自分が一番大事にされるのは
 明らかなことですしねw)

祖母はこのことを知りません。

大家族というのは恐ろしいもので、
兄弟姉妹が本気でいがみあうようです。
とてもじゃないけど自分には想像出来ませんね、やった人の気持ちとか。

ここでこの事件は終了です。
まだ他にもありますが、それはまたの機会に残しておきましょう。

最後に。

三女が嫁ぐ時、祖母とこんな会話がありました。
祖母「三女や、まだまだ文革が終わったばかりで家に何もないから
   もう少し結婚を先延ばしn・・」
三女「いいえ、お母様。私は今結婚したいんです」
祖母「妹たちや弟が結婚する時、家計がどうなってるか分からないけども、
   もしも不公平なことが起きてもこの母を恨まないでちょうだいね・・涙」

三女「何をおっしゃるの?お母様。
   お母様は私たちにこの両手を下さったのよ。
   この両手でどんな富だってつくりだせるわ。
   嫁入り道具なんって誰も気にしたりしないわよ」


それを聞いて涙ぐむ祖母。



言葉は言ったモン勝ちです(笑)
  1. 2006/12/11(月) 18:39:20|
  2. 日常。
  3. | コメント:1

コメント

申し訳ありません。

ここに書かれたコメントは到底受け入れられる内容のものではありませんでした。
大変身勝手ではございますが、削除させていただきました。
本当に申し訳ございません。

言論の自由を奪ってしまって非常に心苦しいですが・・
この小さなブログの範囲内のみですので
ご了承下さいませ。
  1. 2006/12/11(月) 20:26:01 |
  2. URL |
  3. ann #4jeLTJQM
  4. [ 編集]

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