暗くたって1人前。

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イクオリン。

アクエリオンじゃないよ、イクオリン。Aequorin。

本日、GFPって蛍光塗料とは違うしくみで光っていると思う、と自信満々に
口を滑らせてwから、どんどん心配になり帰宅して検索。

そもそもUV当ててGFP光らせてるけどクラゲって普段UV当たんないし、
どうやって光るんだ?
時計の文字盤に塗ってある蛍光塗料って励起光当ててなくても
光るから実験で言う蛍光物質とはやっぱり違うものなんだろうなぁ・・・


とか。疑問を解決するべく検索検索。


予想外に簡単に答えはウィキで見つかり、
今までこの疑問を抱かなかった自分に危うく乾杯するとこでした。


話をまとめるとGFP、GFPと騒いではいるけど、
実は光るオワンクラゲさんの体内ではもう一種類、イクオリン
っちゅー発光タンパクが存在している。

こいつがカルシウム濃度感受性で細胞内のカルシウム濃度上昇により
青色の蛍光を出す。この蛍光がちょうどGFPを励起させる光の波長と
かぶるのでこの青色蛍光によりGFPが励起されて緑色蛍光で光る訳。
UV=イクオリンの蛍光の代わりって訳だね。

蛍光塗料ってのも励起光を必要とするのは間違いないんだけど、
いつまで経ってもなかなか暗くならないのは
物質の違い、なんだそうで、蛍光であることに変わりはないらしい。

蛍光ペンとかの蛍光と蛍光色素の蛍光と
明らかに違うだろ!とか思ってたけど、
原理的には同じと考えて良いっぽい(某メーカーサイト見て。



上の説明分かりにくい&詳しく知りたい!って人は続きから。
イクオリン。
こいつの真ん中にセレンテラジンなる小分子(?)が入っている。
細胞内のカルシウム濃度が上昇すると、周りのタンパク部分の変化により、
セレンテラジンも立体構造を変えて、セレンテラマイドって名前のものになる。

覚え方は、周りのタンパクが牛乳を飲んで筋肉もりもりになって
真ん中にいるセレンテラじじぃをいじめる。
いじめられたセレンテラじじぃはいやいやしながら光を出し、
セレンテラめいどタンになる。


で、この光はじじぃが発するものなので、青白いってことで、青。

ちょっと待てよ、と。

クラゲは緑に光るんだろ?と。

緑の光はどっから来るんだよ!と。

緑色の信号を青と呼ぶからそれの逆もありっちゃあアリなんですが、
もちろん答えはそうではない。

GFPとイクオリンたんは結構な仲良しでいつもいちゃいちゃしている訳ですが、
彼氏が風邪引くといつの間にか彼女さんもコホコホ言いはじめるのと一緒で、
イクオリンたんが光るとGFPたんはその光エネルギーによって励起されて
緑色に光るのであります。

つまり、我々がGFPくりんを光らせたい時にUV当てるのって、
イクオリンたんの出す光の代わりなんですね。


カルシウム濃度の調節でクラゲは光ってる訳だし、
その機構の一部を取り出してUV当てて我々は蛍光を見る。
普段使っている周りが暗くなると光る蛍光塗料は
普段の光によって励起されるだけで、ながぁーく蛍光を発する物質である。


なるほどすっきり。ザ・ワールド。

蛍光タンパクのしくみってなんかロドプシンの逆って感じ。
  1. 2009/05/28(木) 23:13:41|
  2. 日常。
  3. | コメント:0

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